「柔道で活躍するためにウエイトトレーニングがしたい!」
「とはいえ、どのトレーニングが良いのかよくわからない」
「強靭な肉体を手に入れてとにかく強くなりたい」
日々稽古やトレーニングに励む柔道家なら、このような疑問など出てくるでしょう。
トレーニングで圧倒的に強くなり、負け知らずの柔道家になりたい方はぜひ参考にどうぞ!
柔道に求められる能力
柔道に必要な能力をわかりやすく表すなら「強い筋力とスタミナ」になります。
柔道は高い筋肉の出力に加え、ポイントを奪うまで戦い抜く持久力が必要です。
今回は、その中でも強い筋力を高めるためのウエイトトレーニングを紹介していきます。
柔道で必要になる筋力
- 下半身の筋力
- バランス能力
- 体幹のインナーマッスル
柔道では、主にこれらの筋力が重要となります。
もちろん、ウエイトトレーニングでこれらを高めるのは有効ですが、強くなりたいなら基礎的な動作の獲得を優先するべきです。
当ジムでは「パフォーマンスピラミッド」というトレーニングの適切な順番を大切にしています。
多くの人は、いきなりウエイトでガシガシ身体を鍛えます。
しかし、まず関節の安定性や身体の柔軟性を獲得するようなストレッチやトレーニングをすることが柔道家には必要です。
例えば股関節・肩関節が硬い選手がいくらウエイトトレーニングをしたところで、パフォーマンスの幅はごく小さなものになるだけです。
下の記事で有効なストレッチなど紹介しているので、まずはこちらを読んで実践しましょう。
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柔道が強くなるウエイトトレーニング
ここからは、柔道家のためのウエイトトレーニングを紹介していきます。
高校柔道日本一を輩出したトレーニングも紹介していくので、ぜひ参考にしましょう。
ダンベルスナッチ
今日の柔道部朝練はStrong Man日本一の中嶋健嗣トレーナーとコラボ指導しました。
なぜダンベルスナッチをとりいれるのか?どういう効果があるのか?
そして、方法論は?生徒たちが分かるよう詳しく解説して頂きました!
朝から良い仕事をしています pic.twitter.com/lWvqXvK3Up— 藤崎さん@コンディショニングトレーナー▶︎10/23セミナー開催 (@fk412) August 23, 2020
腹斜筋トレーニング
柔道に重要な腹斜筋を鍛えるトレーニング
バーを体から遠いところに降ろす。
下半身との連動性、スピードを意識する。
バーとプレートがあればできるからおすすめです。#柔道#トレーニング#腹斜筋 pic.twitter.com/i6URj2cXMb— 渡邉勇人@柔道部トレーニングコーチ (@h_w81) April 17, 2022
素早いスクワット
素早く切り返すように指示をする
あえて神経への適応を促すために浅くてもいいが素早く実施する
素早く身体を動かすということがレジスタンストレーニングになるとできない。
効かせるだけではパフォーマンスのアップにはならない。 pic.twitter.com/v4dLNE75Rs— Junya Funato@トレーニングコーチ (@FunatoJunya) August 21, 2022
フロントスクワット
体幹の合成を高めるために行うスクワット。スクワットができない理由として体幹の合成が弱い場合が多い。そういう時はフロントスクワットに切り替えよう。腹圧の高まりが圧倒的だから! pic.twitter.com/3xgDlRyWc5
— 藤崎さん@コンディショニングトレーナー▶︎10/23セミナー開催 (@fk412) September 27, 2020
バリエーションスクワット
なぜ、バックスクワット以外にもバリエーションがあるのか?
キングオブトレーニングと言われるスクワット。
実はめちゃくちゃバリエーションが多い。
・フロントスクワット
・ザーチャースクワット
・ゴブレットスクワット目的よって使い分けることで、パフォーマンス向上が出来る pic.twitter.com/UsEWxmBvfZ
— 藤崎さん@コンディショニングトレーナー▶︎10/23セミナー開催 (@fk412) September 18, 2021
スピードスクワットwithスーパーバンド
スピードスクワットwithスーパーバンド
柔道部のトレーニングメニューに取り入れている種目
高重量のエクササイズに偏りすぎることはスポーツを下手にする
年間通して高重量を扱ってエクササイズしか取り入れてない場合は、時期によってメニューを組み替えてみよう。パフォーマンスあがるから pic.twitter.com/0f8mPjeyzQ
— 藤崎さん@コンディショニングトレーナー▶︎10/23セミナー開催 (@fk412) November 10, 2021
スタミナアップウエイトサーキット
ウェイトサーキットは格別に辛いですが効果的です。
柔道家向けウエイトトレーニング【まとめ】
以上、柔道に効果的なウエイトトレーニングについての紹介でした。
①スクワットは効果的だが、ただスクワットを繰り返しても柔道は強くならない。なんのために足腰をつけたいのか?それによって、どんなスクワットをやるのかが明確になる。だからトレーニングをやる前、目的を決めよう!
②柔道に必要なのは瞬発力。いかに早く力を発揮できるかが技のキレにつながる。高重量を上げるトレーニング以上に正しいフォームで素早く行うトレーニングのほうが重要。それがしっかりできた上で重量を加えて行こう!
紹介したトレーニングはどれも科学に基づいた有効なトレーニングなので、柔道家の方はぜひ取り入れて強くなっていきましょう。
◎当ジム代表の藤崎トレーナーのTwitterでは、柔道家に向けた有益な情報を発信中。
東海大相模高校柔道部
5名出場81kg級2位
そのほかの選手も健闘したが惜しくも入賞ならず。予選を勝ち抜き、大学3年まで出れる『全日本ジュニア』の舞台に上がるだけでも凄いことです。
・試合前のボディケア
・試合中の疲労回復
トレーナーとして最高の舞台に立てるよ全力で裏方へ pic.twitter.com/ZNChaJPVaw— 藤崎さん@コンディショニングトレーナー▶︎10/23セミナー開催 (@fk412) December 19, 2021
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