キネシオテープとテーピングの違いは?コンディショニングジムが解説

RISE Conditioningのブログにお越しいただき、ありがとうございます。

今回は「キネシオテープとテーピングの違い」についてコンディショニング専門ジムが解説。

従来のテーピングは固定や怪我予防がメインですが、キネシオテープは血流を良くしたり痛みの緩和効果などがあります。

アスリートなどを対象に、テーピングなど行う当ジムが詳しく解説するのでぜひ参考にしてみてください。

 

テーピングとは?その目的は?


そもそも、テーピングにはどんな役割があるかご存知でしょうか?

  • 怪我の応急処置
  • 予防・再発防止
  • パフォーマンスアップ
  • 固定・サポート

主にこれらの用途で、関節・筋肉にテープを貼ったり巻いたりします。

スポーツテーピングでは、目的によって「伸びないテープ」と「伸びるテープ」を選びます。

強い固定や圧迫→ 伸びないテープ(非伸縮テープ)
可動制限や固定・圧迫→ 伸びるテープ(伸縮テープ)

スポーツテーピングは、これら2つの特性を応用して適切な可動部の制限と圧迫を行います。

 

キネシオテープとテーピングの違い【種類】


◎従来のスポーツテープ

手足などの関節に巻いてケガをしやすい部位を固定。動きを制限することで、ケガの予防や再発防止を行う。

◎キネシオテーピング

伸びすぎ・収縮しすぎた筋肉に沿って貼る。テープが皮膚を持ち上げることで筋肉との間に隙間を作り、血液やリンパ液の流れを良くして、怪我防止や痛みの緩和する。

キネシオテープ スポーツテープ
伸縮性 ある ない
対象者
  • 治療現場
  • スポーツ現場
  • 一般家庭
コンタクトプレーの多いスポーツ
持続性 連続使用可能 連続使用不可
貼り方 比較的簡単  テクニックが必要

 

RISEコンディショニングトレーナーの意見


関節の怪我ではホワイトテーピング。
筋肉のケガにはキネシオテーピングを使います!
応用方法はありますが、大半はこのように使い分けます。
筋力トレーニングだけではカバーしきれないケガに対して柔道整復師である藤崎、土岐が対応致します。
【ホワイトテープ】
固定力が優れているのでケガの発生、悪化を防いでくれます。
例)足首の捻挫したての時に悪化を防ぐため使う
【キネシオテープ】
伸縮性が優れているので、動き辛さを感じる部位に貼ることで関節や筋肉の動きをサポートしてくれます。
例)肩が上がりにくいときに肩の筋肉に沿って貼る

 

キネシオロジーテーピングの特徴は?


キネシオロジテーピングは「人工筋肉テープ」とも呼ばれており、伸縮性を利用し身体の機能をサポートするこで、良いパフォーマンスを引き出してくれます。

一般社団法人キネシオテーピング協会の加瀬建造氏が開発しました↓

関節の痛みは骨そのものの異常によるものより、その関節を動かす筋肉、そして、それらを包む筋膜・筋肉にあることを知り、皮膚と筋肉の伸縮反射を利用した筋肉テープ(キネシオテックス)によるキネシオテーピング法を開発した。

 

キネシオテーピングの効果


  • 筋肉の保護
  • 動作のサポート
  • 痛みを抑える
  • ケガ予防のサポート
  • 血液、リンパの循環を良くする
  • 関節のズレを正してくれる

血液やリンパ液の流れが悪くなると、うっ血状態となって神経を圧迫します。

キネシオテーピングでは、皮膚と組織間の隙間を拡げることにより、局所にたまっている血液やリンパ液の循環を改善することができます。

スポーツでのケガや傷害だけではなく、日常生活での痛みを和らげる効果も期待できます。

 

キネシオロジーテーピングの貼り方


  1. テープを貼る部位周囲の皮膚をきれいにする。
  2. 痛みがある場所の筋肉を伸ばして貼る。
  3. 基本的にテープを引っ張らないで貼る。
  4. テープを剥がす際は、皮膚を押さえながら皮膚にそって剥がす。

テープを引っ張って貼る場合

  • 筋肉を動かしたくない
  • 関節の可動域を制限したい場合に
  • ケガの予防や再発防止をしたい
  • ケガをしている状態でプレーの補助をしたい

テーピングを引っ張って貼ることで、患部が圧迫され筋肉の動きを抑制します。

引っ張らない貼り方

テープにシワを作ることにより、皮膚がテーピングによって持ち上げられ、皮膚と筋肉の間にスペースを作ります。

すると、血液・リンパの流れがスムーズになりパフォーマンスの向上や疲労の軽減が期待できます。

 

当ジムでは『キネシオテーピング』の実習を実施


当ジム『RISE Conditioning』では、高校生に対して出張テーピング講座を行いました。

柔道整復師でもある弊社RISEコンディショニング代表の藤崎が講師として登壇しました。

 

キネシオテープとテーピングの違い【まとめ】


以上、キネシオテープとテーピングの違いをコンディショニング専門ジムが紹介してきました。

基本的には、関節の怪我では通常のテーピング、筋肉のケガにはキネシオテーピングを使用します。

2つの違いを理解して、スポーツなどのパフォーマンス向上を目指していきましょう!

 

◎神奈川県相模原市で活動中の当ジムでは、スポーツパフォーマンスを向上するプログラムなどを用意しております。

スポーツで怪我をしやすい、身体に悩みがある方などのコンディションを整えることに特化したジムです。

今回取り上げたスポーツテーピングに関する疑問や、身体に関する不調などもしあれば、お気軽にお問合せくださいね。

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