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今回は「スタビリティトレーニング」について、当コンディショニングジムが解説いたします。
特にスポーツ選手は、スタビリティ(安定性)がないと競技動作が上手くいきません。
この記事では、スタビリティの重要性やおすすめトレーニングを紹介するので、スポーツで結果を残したい人はぜひ参考にしてみてください。
スタビリティトレーニングとは?
まずスタビリティーとは、安定して動作を行うために必要な能力のこと。
例えばバスケでは、ノーマーク時には簡単にレイアップシュートに行けますが、ディフェンスにコンタクトされた場合はシュートが難しくなります。
正確な動作が難しい状況でも、安定して良い動作ができる能力がスタビリティです。
一般的な腹筋・背筋のトレーニングでは大きな筋肉が使われるのに対し、スタビリティトレーニングでは深層筋(インナーマッスル)がメインで使われます。
◎スタビリティトレーニングの効果やメリット
- 筋力や筋持久力が鍛えられる
- 身体を支える支持能力を高める
- バランス能力向上
- 反射能力の向上
軸をぶらさずに身体を動かすコントロール能力が高まるので、スポーツが上手くなることにもつながります。
スタビリティトレーニングの目的(詳細)
スタビリティトレーニングの目的は、下記となります。
関節支持力の向上
筋肉のバランスを向上させ、関節支持力を高める効果があります。
関節可動性の向上
スタビリティトレーニングは、あらゆる姿勢でエクササイズを行います。
使いすぎていた筋肉や関節をほぐし、 使われていない筋肉や関節を活性化するので柔軟性が向上します。
安定性の向上
スタビリティトレーニングでは、 運動のコントロールに必要な重心や軸が獲得できます。
バランス能力の向上
前後左右の様々な姿勢でエクササイズを行うので、バランス能力が向上します。
正しい姿勢の獲得
スタビリティトレーニングは、重力に抵抗したエクササイズを実施するので姿勢の改善に効果的です。
なぜスタビリティが必要なのか?
一般的に、胴体周りを安定させる能力が高いことを「体幹が強い」と表現されます。
対してスタビリティは「動作全体の安定性+関節単体の安定性」も含まれます。
ジョイントバイジョイント理論
各関節の役割大きく分けて2つに分かれます。
・モビリティ関節
・スタビリティ関節各関節にどちらかの役割が与えられていて、その役割を全うできなくなった時、隣の関節がカバーしだして体に問題が出るという考え方。 pic.twitter.com/IR9paF7xQv
— くらもっち〜|トレーナーになる人 (@sz_toq) February 19, 2022
◎スタビリティーが必要になる場面
- 接触しているときに正確にボールを扱う能力
- 全速力で動きながらボールを扱うとき
- 射撃系競技で正確性を上げるための「下半身・体幹・上半身」の安定
RICON直伝!おすすめのスタビリティトレーニング
ここからは、スポーツが上手くなったり身体が思い通りに動くようになるスタビリティトレーニングを解説します。
日々お客様の身体改善に取り組む、当コンディショニングジムおすすめのトレーニングです。
ぜひ参考にどうぞ。
本当の体幹トレーニング
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体幹トレーニングとして「プランク」は有名ですが、プランクばかりでは体幹が強化されたとは言い難いです。
体幹を安定させつつ、四肢が自由に動かせることが理想なので、こちらのエクササイズを行いましょう。
呼吸エクササイズ
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呼吸をコントロールし、腹圧を高め姿勢を安定させることはかなり重要です。
野球やサッカーなどスポーツで「コア」が不安定になると、動作が不安定になり怪我の原因にもなります。
まずは呼吸をトレーニングして、スポーツ上達に努めていきましょう。
おすすめ記事:呼吸が変わると人生が変わる?|呼吸の重要性を解説
ウォーターバックを使ったエクササイズ
ウォーターバッグを使ったエクササイズも、スタビリティ向上に役立ちます。
ウォーターバッグの水が揺れないようコントロールしながら動作を行うことで、安定性を高めることができます。
股関節や体幹を安定させるために有効です。
スタビリティトレーニングの注意点
スタビリティトレーニングは、ウォームアップやトレーニングプログラムに反映させ、習慣化することが大切です。
また、あなたが取り組む競技の動作のことを考えながらトレーニングを行うことが大切です。
例えばバスケ選手なら「バスケで安定した動きをするためには何を意識しよう?」など、考えながらトレーニングすることが大事です。
当ジムのスタビリティトレーニングについて
当ジムでは、整えるをメインとしてスタビリティを強化するトレーニングを提供しています。
スポーツのパフォーマンスを上げていくためには、まず自分の身体の状態を知ることが重要です。
身体は問題なく動くが、”正常”ではないという方は増えています。
自分では気付かない筋肉のバランスやクセなどを整えていくことで、日常生活でも身体が動かしやすくなり、競技パフォーマンスを劇的に伸ばすことができます。
少しでも興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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