柔道は相手と直接触れ合うコンタクトスポーツ。
日々の練習や地道な筋力トレーニングの力の差がもろに実力となって出てきます。
というわけで今回は、柔道が強くなるトレーニングをコンディショニング専門ジムが解説いたします。
柔道に必要な能力
柔道はコンタクトの激しいスポーツなので、基礎体力から筋力まで様々な能力が必要。
瞬間的に技に入る瞬発力、全身の力を使いながら動き続ける持久力、相手の技に対処する集中力など。
柔道のルールは試合時間を過ぎてもどちらかがポイントを奪うまで時間無制限で行われる。高いパワーを長時間継続できる能力が必要となります。
わかりやすく言うと強い筋力とスタミナ。藤崎が教えるチームではベンチプレス、スクワット、懸垂、サーキットの計測を行いその結果を伸ばすトレーニングを行います!
柔道が強くなるために重要な筋肉
柔道において一番必要とされているのは下半身の筋力。
体幹含む上半身すべての筋力を支えるのは下半身なので、下半身が鍛えられていないと力が発揮できません。
次に、体幹のインナーマッスルが必要でしょう。
【事実】強い柔道家になるために最も大切なのは稽古
柔道に必要な筋肉などの話をしてきましたが、一つ知っておいてほしいことがあります。
それは、「稽古こそが大事」ということ。
筋トレや食事の重要性が語られていますが、それはあくまでもプラスαの要素。阿部一二三選手など一流柔道家は、毎日柔道の稽古をしっかり行なっています。
特に小学生年代は、柔道の練習に集中することが最も重要です。
「筋肉を大きくして強くなろう」という目的以前に、まずは自分の身体をコントロールする能力を養うことがトップ選手への道です。
柔道が強くなるトレーニングを紹介
柔道においては稽古が重要ですが、プラスαの要素で適切なトレーニングを行うことで強い選手へと成長することが可能です。
ここからは、全国大会出場選手を輩出した柔道が強くなるトレーニングをいくつかピックアップしました。
強くなりたい柔道家は、ぜひ参考にしましょう。
強豪柔道部提供トレーニング
柔道家向け懸垂
スピードスクワットwithスーパーバンド
スピードスクワットwithスーパーバンド
柔道部のトレーニングメニューに取り入れている種目
高重量のエクササイズに偏りすぎることはスポーツを下手にする
年間通して高重量を扱ってエクササイズしか取り入れてない場合は、時期によってメニューを組み替えてみよう。パフォーマンスあがるから pic.twitter.com/0f8mPjeyzQ
— 藤崎光志@トレーナーのはじめ方🥊 (@fk412) November 10, 2021
股関節外転トレーニング
脚をつけた状態での股関節外転トレーニングは、膝と腰の障害予防に効果
クラムシェルなどOKCだけでは、障害予防にはなりません。
ちなみに指導先の柔道部では評価、ウェイトトレーニング、リカバリー、ムーブメントを徹底的に行います。 pic.twitter.com/UQhrXAWZsZ
— 藤崎光志@トレーナーのはじめ方🥊 (@fk412) July 16, 2021
ダンベルスナッチ
今日の柔道部朝練はStrong Man日本一の中嶋健嗣トレーナーとコラボ指導しました。
なぜダンベルスナッチをとりいれるのか?どういう効果があるのか?
そして、方法論は?生徒たちが分かるよう詳しく解説して頂きました!
朝から良い仕事をしています pic.twitter.com/lWvqXvK3Up— 藤崎光志@トレーナーのはじめ方🥊 (@fk412) August 23, 2020
稽古を全力でやる
競技力を伸ばすためにはスキル練習が最も重要です。
特に軽量級の選手は、自分より重く力が強い選手との稽古で、試合に必要な筋肉量を自然とつけられます。
柔道が強くなるトレーニング【まとめ】
以上、柔道が強くなるトレーニングをコンディショニング専門ジムが解説してきました。
今回はかなり専門的なトレーニングを紹介しましたが、どれも機能的なエクササイズなので競技力UPに直接つながります。
強くなりたい柔道家は今回のトレーニングを取り入れ、誰にも負けないフィジカル能力を手に入れ試合で活躍していきましょう。
僕はコンディショニング(怪我しない体つくり)でボクシング世界チャンピオンや日本一の柔道チームのトレーニングプログラムをサービスを提供しています。
はたまたコンディショニングで一般のスポーツ愛好家や怪我後のリハビリも行ってます。エクササイズの組み方に悩んでいる方いますか?
— 藤崎光志@トレーナーのはじめ方🥊 (@fk412) March 31, 2022
柔道のためのトレーニングや身体ケアを知って、もっと活躍できる選手になりたい方はぜひお気軽に質問等をお問合せください。
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